シティ・オブ・ウェストミンスター (City of Westminster)
区域にはロンドンのウエスト・エンド地区のほぼ全てが含まれており、東には古くからの歴史のあるシティ・オブ・ロンドン、西にはケンジントン&チェルシー王立区、南ではテムズ川を境にウォンズワース・ロンドン特別区およびランベス・ロンドン特別区と、北ではカムデン・ロンドン特別区と、それぞれ隣接しており、インナー・ロンドンの一部を構成する.
1965年に行われた行政区の大改正により、グレーター・ロンドンの設置とともに誕生した. その地域は本来のウェストミンスター地区よりも広範囲に及んでいる. この新行政区への移行に伴って、ウェストミンスターはシティの地位に指定された. 区域には広い公園や広場が多数ある一方で、区の人口密度は高い. バッキンガム宮殿、ウェストミンスター寺院などの歴史的名所のほか、ウェストミンスター宮殿(英国議会議事堂)、首相官邸・財相公邸・院内幹事長公邸のあるダウニング街、中央官庁、スコットランドヤード、英最高裁などホワイトホール一帯の他、王立裁判所など政府中枢が集中して立地している.
区域はウェストミンスター宮殿の周辺に広がる旧来からの政治の中心地ウェストミンスター地区や、オックスフォード・ストリート、リージェント・ストリート、ピカデリー、ボンド・ストリートなどのショッピング街、代表的な歓楽街のソーホーなど、さらに多くの地区に細分される.
区域のほとんどに居住者がおり、2008年の統計では23万6,000人の推計人口であった. 区の自治主体はウェストミンスター・シティ・カウンシルである.
地図 - シティ・オブ・ウェストミンスター (City of Westminster)
地図
国 - イギリス
イギリスの国旗 |
イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドという歴史的経緯に基づく4つのカントリー(「国」)が、同君連合型の単一主権国家を形成している. また、2020年1月31日まで欧州連合(略称:EU)に属していたが離脱した (ブレグジットを参照). イギリスは国際連合安全保障理事会常任理事国であり、G7・G20に参加する先進国である. また、経済協力開発機構、北大西洋条約機構、欧州評議会の原加盟国である.
通貨 / 言語
ISO | 通貨 | シンボル | 有効数字 |
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GBP | スターリング・ポンド (Pound sterling) | £ | 2 |